自作PCを個別のパーツを購入して組んだ場合の減価償却について
自作PCをパーツを購入して組み事業用途に利用しようと考えています。
パーツ個別で購入しても最終的に一つのPCとして作った場合、パーツ単体の価格が10万円未満でも合計が10万円以上の場合は減価償却の対象になるのは理解しています。
この場合例えば購入して組んだ後にハードディスクをもう少し増やしたいと思い、別途購入した場合はおそらく一体のものと見なされますよね。しかし数ヶ月してから増設するために購入するケースもあると思います。
個別のパーツをどの程度期間が空いてから購入すると、一体のものとは見なされなくなりますでしょうか。
教えていただけますと助かります。
税理士の回答

奥村瑞樹
個別のパーツをどの程度期間が空いてから購入すると、一体のものとは見なされなくなりますでしょうか。
どの程度期間が空いていると一体のものとみなされなくなるのかは、明確に期間が定められているわけではありませんので実態としての判断が必要になるかと思います。
ご相談者様の状況にあてはめて考えてみます。
事業用PCを自作し、動作確認や試運転段階でスペック不足を感じて購入した場合は、一体としてみなされると思います。
この場合、追加購入するまでの期間が長期間にわたる場合でも一括(減価償却は使用開始した月から開始されます)になりますのでご留意ください。
一方で、作成後に実際に事業用として使用し始めた(減価償却開始)後に購入した場合は、購入時一括費用処理で良いかと思います。
本投稿は、2024年01月13日 18時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。