固定資産の除却について
大きな機械を数カ月かけて解体することになりました。解体開始日をもって機械を一括除却処理しました(一部でも解体すると事業として使えなくなる)
解体した機械は少しずつ会社の敷地内に置いておき、数日ごとに鉄くずを買取業者に
引き取ってもらうことになりました。そこで仕訳だったのですが、
①機械解体時
減価償却累計額〇〇円 / 機械〇〇円(機械は一括処理)
減価償却費〇〇円 /
固定資産除却損〇〇円/
②鉄くず売却
仕切書到着時(月末)
未収入金〇〇円 / 仮受金〇〇円
仮受金〇〇円 / 雑収入〇〇円
雑収入〇〇円 / 固定資産除却損〇〇円
(受取ったお金は後で合計が分かりやすいように仮受金を一旦通す。現在弊社では
仮受金勘定は使用していないため)
入金時(翌月)
当座預金〇〇円/未収入金〇〇円
と考えていたのですが、
しかし、このようなケースで鉄くず売却価格がある場合は一旦処分見込額を
貯蔵品勘定に入れ
機械売却時
減価償却累計額〇〇円 / 機械〇〇円(機械は一括処理)
減価償却費〇〇円 /
貯蔵品〇〇円 /
固定資産除却損〇〇円/
鉄くず売却時
預金〇〇円 / 雑収入〇〇円(実際の鉄くずを売却した額)
雑収入〇〇円(処分見込額)/ 貯蔵品〇〇円
となり、雑収入との誤差が固定資産除却損となるとの話を聞きました。
しかし、除却する機械が大量で処分見込額を算出(算出の仕方がよくわからない)するのが困難なのですが、貯蔵品勘定を通さず①②の処理をするのはまずいのでしょうか?
税理士の回答
同一決算期内であれば、ご質問者の方法で良いと考えます。
しかし、決算期末日においても、まだ処分できなければ、貯蔵品として計上する事になります。
鉄屑のキロ数に最後に処分した時の単価を乗じて見積もられたら良いと考えます。
ご回答ありがとうございます。勉強になりました。
本投稿は、2018年10月03日 18時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。