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自家発電設備の耐用年数は何年でしょうか?

いつもお世話になっております。

仮想通貨マイニング用として自家発電設備(太陽光)を設置し、減価償却したいと考えています。
マイニングはパソコンに計算処理をさせて、報酬として仮想通貨を受け取っています。
自家発電設備の耐用年数は通常の太陽光発電設備とは異なり、最終的な生産製品によって決定されるとの事ですが、仮想通貨マイニング用のパソコンを稼働するための発電設備の場合、耐用年数は何年となるでしょうか?

また、発電設備はマイニング室専用で電線を引いてありますが、その他の事業用途(事務仕事など)では使用しない方が良いのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

税理士の回答

「自家発電設備の耐用年数は通常の太陽光発電設備とは異なり、最終的な生産製品によって決定される」というのは、売電以外の目的で太陽光発電設備を稼働させることによって、太陽光発電設備が附属製造設備として認識されるからです。つまり、太陽光発電設備も含めたところで全体を「機械装置」として取り扱うからです。

しかし、パソコンは「器具備品」です。「機械装置」にはなりえません。
したがって、パソコンを稼働させるために導入した太陽光発電設備は、売電目的の太陽光発電設備と同様、「31 電気業用設備」の「その他の設備」の「主として金属製のもの」の「17年」を適用するのが妥当と思われます。
ちなみに、「55 前掲の機械及び装置以外のもの並びに前掲の区分によらないもの」の「その他の設備」の「主として金属製のもの」を適用しても「17年」になります。

本投稿は、2021年11月02日 11時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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