業務委託の売上の仕訳入力と、集金代行した預り金の仕訳について
当社ではA社から業務委託を受けて主に住宅設備の修理を行っています。
①業務委託の売り上げの仕訳入力ですが、末締めで請求書を出すときと翌月末に入金があった時この2回だけを仕訳入力すれば良いのでしょうか?
・月に100件前後の仕事を請負
・月末締めで1枚だけ請求書送付
(請求書はA社が手数料分を計算し作成→当社は請求者欄を記入捺印し送付するだけです)
・入金は翌月末
②集金代行した預り金の仕訳について
・修理代金を現金でお支払いの場合は集金を代行
・集金代行でお預かりしたお金はA社より請求書が届いた分ずつ入金
・お預かりしたお金は銀行には預けずに現金で管理
[例]
1/1 5000円×2件集金 10,000円お預かり
1/2 5000円×2件集金 10,000円お預かり
1/3 5000円×2件集金 10,000円お預かり
1/4 5000円×2件集金 10,000円お預かり
|
1/7 A社より1/1~1/3の請求書(1枚にまとめられたコンビニ振替用紙)が届く 30,000円入金
といった感じになりますので、請求書が届いても手元には預り金がまだ残っている状態になります。
下記は1件ずつ仕訳していますが、これは日ごとにまとめても良いのでしょうか?
また、仕訳科目は適正でしょうか?それとも帳簿に付ける必要はありませんか?
1/1 (1件目)現金5,000/預り金5,000
(2件目)現金5,000/預り金5,000
1/2 (1件目)現金5,000/預り金5,000
(2件目)現金5,000/預り金5,000
1/3 (1件目)現金5,000/預り金5,000
(2件目)現金5,000/預り金5,000
1/4 (1件目)現金5,000/預り金5,000
(2件目)現金5,000/預り金5,000
|
1/7 預り金30,000/現金30,000
以上、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

こんにちは。税理士の泉です。
お尋ねの経理処理についてですが、①・②とも特に問題はありません。ただ、①については、相手方の計算を確認するという意味で、自社でも計算を行い、その資料を残しておくことも必要かと思います。また、②については、社会保険料などの預り金と区分するために勘定科目を分けるのもよいでしょう。日毎にまとめるというのはお勧めできません。どこからの分ということが分かるようにしておいた方がよいですし、帳簿にも記録を残す必要があります。
なお、預り金を現金で手元に置いておくことに不安がある場合には、預り金用の口座で管理するのもよいですし、先方と相談の上、請求分と相殺することもできるかと思います。いずれにせよ、会社が一番わかりやすく、やりやすい方法で行うことがbestかと思います。
ご回答ありがとうございます。
①自社でも資料を残す
②日毎ではなく個別で記帳
社会保険料との区別もしておいた方が良いですね。
質問して良かったです。有益なアドバイスをくださりありがとうございました。

返信ありがとうございます。
お客様から預かっているものなので、管理はきっちり行った方が良いかと思います。お役に立てて幸いです。
本投稿は、2017年09月27日 13時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。