サービス手配と手配料の仕訳について
初めまして。
個人事業で旅行のサービス手配を行っております。
インバウンド旅行者の手配で発生した以下の取引の理解について悩んでおりアドバイスをいただけますと幸いです。
ホテル宿泊代11,000円
JRチケット3,500円
の手配を代行しました。
ホテル代11,000円+JRチケット3,500円+手配料として1,100円、合計15,600円で外国の旅行エージェントに請求します。
ホテル・JR代は私が日本国内で支払をします。
その際にホテルから1,100円コミッションをいただきました。(JRはコミッションなし)
ホテル代・JR代は立替え、手配料とホテルからのコミッションを売り上げとして仕訳をしたいのですが問題ないでしょうか。
立替のサービスも含め、すべてを売り上げにしてしまうとあっという間に10,000,000円以上の売り上げになってしまいます。(実際の利益は手配料だけ)そのため少しでも立替え計上したいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
ホテルやJRとどのような契約をしているかのよって処理方法が変わってきます。
立替金処理するためには、利用者(外国旅行エージェント)とホテル・JR間の取引として成立している必要があります。つまり、利用者(外国旅行エージェント)名義で代理人として契約する形態になっているかどうかということです。
手配する側とホテル・JRとの取引となっているのであれば、あくまで、外国旅行エージェントに対する代金全額が「売上」、ホテル・JRに対する支払全額が「仕入」となります。
たとえ得られるマージンがわずかであっても、ほとんどすべての旅行代理店はこのように処理しています。
本投稿は、2024年02月05日 08時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。