アパートの入居者から受け取る上下水道料金の仕訳方法について
当社が所有するアパートは、市の水道メーターが建物に1つしかなく、
各部屋分の水道料金が一括して当社に請求され、支払っています。
なお、各部屋には私設の水道メーターがあるため、当社が毎月検針し
て各部屋へ個別に料金を請求し、賃料等と一緒に受け取っています。
このような例において、当社が入居者から上下水道料を受け取る際の
仕訳について、以下のとおりで問題ないかどうか教えていただけると
ありがたく存じます。
現時点では免税事業者で、消費税の申告に直接関係するわけではなく、
また、法人税額も変わりませんが、これまでの仕訳方法ですと課税売
上が大きくなりますし、雑収入が結構な額になりますので、どちらが
正しい仕訳か確認したいと思っております。
■仕訳例(これから採用したいと考えている仕訳方法)
① 入居者からの上下水道料受取時
(借)普通預金 50,000円 (貸)預り金 50,000円
② 市への上下水道料支払時
(借)預り金 50,000円 (貸)普通預金 40,000円
雑収入 10,000円
※市の請求よりも入居者への請求額の方が少し多い状況なので、
その分は雑収入に計上。
■これまでの仕訳
① 入居者からの上下水道料受取時
(借)普通預金 50,000円 (貸)雑収入 50,000円
② 市への上下水道料支払時
(借)水道光熱費 40,000円 (貸)普通預金 40,000円
※市の請求よりも入居者からの受取が10,000円多い分は、①の時
点で雑収入で益金に計上されている状況。
それでは、大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

藤本寛之
処理の簡便性から、水稲光熱費と雑収入(もしくは賃貸収入)にて処理しているケースが多いと思います。
ご相談者様の考えられているとおり、預り金を使った会計処理でも問題ありません。預り金の発生(貸方)と預り金の入金(借方)が毎月きちんと処理される様、気を付けてください。
返信が遅くなりまして大変申し訳ありません。
藤本先生、お忙しいところ御回答ありがとうございました。
今後は、預り金を使った処理を行い、御説明いただいたとおり、
預り金の発生と入金の処理をしっかり行って参ります。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年01月14日 12時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。