預金出納帳上での10万以上のPCの勘定科目
個人で青色申告(複式)しています。先日ネットショップで18万のパソコンを銀行振り込みで購入しました。
少額減価償却資産の特例を使って1年で全部経費にするつもりですが、預金出納帳上の勘定科目は何になるでしょうか?
固定資産の登録の仕方はわかりまするんですが、預金出納帳上で引かれた金額の科目が何になるかがわかりません。
税理士の回答
青色申告者であれば、30万円未満の少額減価償却資産は、全額、必要経費にできます。
しかし、白色申告の場合には、10万円以上20万円未満の少額減価償却資産は、3年間で、3分の1が必要経費にされます。
仕訳は、下記の様になります。
(工具器具備品)/(普通預金)
(減価償却費)/(工具器具備品)

青色申告されているのであれば、18万円のパソコンはその全額を事業に供した年度で必要経費にすることができます。
勘定科目は「減価償却費」「消耗品」「事務用品費」「器具備品費」等の科目で大丈夫です。
青色決算書の3ページの「減価償却費の計算」の明細としてパソコンに関する事項を記入のうえ、一番右の「適用」欄に「措法28の2」の記入を忘れないようにしてください。
詳しい記入の仕方などは国税庁のホームページにて「青色申告の決算の手引き(一般用)」の3ページ、「青色申告決算書(一般用)の書き方」の4ページを参照してください。
本投稿は、2019年05月12日 12時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。