法人の経費の計上は発生主義?現金主義?
少人数のweb制作会社の経理をしております。
個人事業主から法人成りをしたのが最近です。
恥ずかしながらまだ理解できていないのですが、発生主義と現金主義についてです。
法人は発生主義とのことですが、
経費なども発生主義に統一するべきでしょうか。
携帯代やクレジットカードで購入したもの(書籍や備品)については翌月の引き落としになるため、全て未払金で計上するとなると経理の手間が増えてしまうように感じました。
経費については現金主義で進めていくことは出来ないのでしょうか?
税理士の回答

経費は発生主義が原則になります。ただ期中は現金主義で処理をして、決算月だけ発生主義にすれば手間がはぶけます。
例えば貴社が3月決算であれば、3月の経費だけ未払金で計上すればよいです。
そして決算月の翌月に、この未払金を戻し入れて、また現金主義で処理するようにしてください。
こうすることにより1事業年度で考えた場合に、発生主義で処理されていることになります。
本投稿は、2014年12月26日 21時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。