法人事業概況説明書の作成の仕方
昨年5月に株式会社設立、基準を満たした認可外保育施設です。損益計算書には、利用者から徴収した料金を売上高、市からの補助金収入は雑収入としています。法人事業概況説明書に記載する売上高には、雑収入も含むのでしょうか。
また、どちらも消費税非課税なのですが、法人事業概況説明書の課税売上高は0で記載すれば良いのでしょうか。
あと、代表者が1人株主の場合(他に役員なし)、役員報酬の記載は、販管費の役員報酬欄は空欄で、代表者に対する報酬等の金額欄に報酬額を記載すれば良いのでしょうか。
初めての確定申告書を自力で作成していて悩んでいます。どうかよろしくお願い致します。
税理士の回答

① 「10」欄の売上高には原則的には「雑収入」は含みません。雑収入は「特別利益」に記載することになります。
② 課税売上高は0円となります
③ 代表者の役員報酬は、販管費の役員報酬欄と「11欄」にも記載します。
「10欄」は原則的には「決算書」に準じて記載しますが、貸借が合うように、多少の補正をしながら記入します。
国税庁HPの「事業概況説明書」の記載方法を添付しますので、参考にしてください。表紙を含めた4枚目を参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/shinkoku/hojin/sanko/11.pdf
とても助かりました
わかりやすく説明して頂きありがとうございます
もぅひとつ教えて頂きたいのですが、役員報酬について、月末締め翌10日払いの場合は、未払費用に計上してもよいのでしょうか。

役員報酬に締め日という考えは無いと考えています。
その月の役員報酬をその月に支払い、支払いが確定したものを損金(税務上の経費)とします。
ただし、何らかの事情・・・資金繰りの影響など・・・で支払いが遅延した場合は、損金に計上しかつ「未払」計上することはあります。
教えて頂きありがとうございます。
とても勉強になりました。
本投稿は、2020年05月19日 19時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。