役員貸付金の利息計算方法
当社は今期会社から役員へ貸付を行っております。
利息は銀行借入の利率を用いて計算する予定です。
利息の計算方法ですが「(期首貸付残高+期末貸付残高)/12」で平均残高
で利息を計算するのが一般的のようですが、当社は期中からの貸付になりますので
期首貸付残高がありません。その場合の利息計算は「期末残高×利率」で
問題ないでしょうか?
税理士の回答

当社は期中からの貸付になりますので
期首貸付残高がありません。その場合の利息計算は「期末残高×利率」で
問題ないでしょうか?
問題はないように思います。
ただ、会社の借入金利息を下回らないことを考えると、
期首からの利率を考えたほうが良いと、考える。
「(期首貸付残高+期末貸付残高)/12」で平均残高
→平均残高の考え方が間違えています。(期首貸付残高+期末貸付残高)/2です。
ご質問のケースであれば、(貸付時の貸付残高+期末貸付残高)/2で平均残高を算出し、この平均残高×利率×その事業年度の貸付日数/365日で利息が計算できます。
期末残高×利率では1年分の利息が計算されてしまい、貸していない期間の利息まで徴収してしまいます。
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
本投稿は、2022年10月23日 12時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。