売上台帳につける次月繰越金とはどういう事でしょうか?
ウェブデザイナーをしている個人事業主です。
確定申告で帳簿をつけています。
売上台帳につける次月繰越金と買掛金はどういう事でしょうか?
デザイナーなので取引先から仕入れる物もなく
adobeソフトやパソコンをショップ等で買うくらいです。
でもこれは経費ですよね?
だから買掛金として計上する物も今の所ないです。
個人事業主なので売上の大半は生活費になっています。
調べてみても売上台帳で「事業主勘定」をつける感じではなさそうなので、
仕組みがよくわかりません。
ググってみても繰越金について細かく説明しているサイトも見当たりませんでした。
一応、翌年度の財源として繰り越す「決算上の余剰金」とはわかったのですが、
でも事業として余る利益は今の所ありません。
「事業主勘定」で余るお金はあります。
しかも生活費から仕事で必要な物を買ってしまっています。(レシートはとっています)
税理士の回答

①売上台帳の次月繰越金について
貴殿が仕事を完了し、納品した時点で
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
と売上を計上します。
また、報酬が振り込まれた時点で、
(借方)普通預金 ××× (貸方)売掛金 ×××
と仕訳をすることになります。
そうすると、総勘定元帳の売上勘定や、売上台帳においては、売上が年末までどんどん積みあがっていくことになります。
売上勘定や売上台帳は、月ごとに締め切られるので、年初から当該月までにたまった売上金額の合計が次月に繰り越されるので、それが次月繰越金ということになります。
②買掛金について
たとえば商品を仕入れてそれを売る、といった場合
仕入れたときに
(借方)仕入高 ××× (貸方)買掛金 ×××
と処理をし、支払った時に
(借方)買掛金 ××× (貸方)普通預金 ×××
と処理をします。
経費の場合は、
(借方)消耗品費 ××× (貸方)未払金 ×××
(借方)未払金 ××× (貸方)普通預金 ×××
となるので、貴殿の場合は関係ないと思います。
わかりやすい説明ありがとうございます。
勉強になります。
私のような物を買ったり売ったりする仕事でなければ
繰越金の細かいところはあまり関係ないのですね。
本投稿は、2023年03月02日 23時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。