原価の二重計上の別表四・別表五の処理
法人の確定申告後、仕入(原価)の二重計上が判明しました。修正申告にあたり、別表4、別表5の処理を教えてください。
仕入 100/買掛金 100
が正しいところ、
仕入 200/買掛金 200
としてしまったのですが、
差額100は永久差異なので、
別表4 減算項目の(流出)で「仕入過大計上」100
別表5 影響なし
でよろしいでしょうか
税理士の回答

こんにちは。修正申告の方法に関するご相談ですね。
確定申告後に二重計上が判明したということは、前年分の会計処理が誤っていたということでしょうか。
まず、前年の修正年度について。
別表四で加算留保100(仕入過大計上)
別表五で買掛金100の増加。
としましょう。
そして現在の進行年度について、会計処理として
買掛金100/仕入100
の修正仕訳を行います。
この修正仕訳を行ったうえで、
次回の法人確定申告書で
別表四で減算留保100(仕入過大計上認容)
別表五で買掛金100の減少。
としましょう。
このような方法でいかがでしょうか。
さて、一つ気になるのは、「消費税」の扱いです。
前年で仕入が過大になっているということは、消費税の申告も併せて修正が必要とはなっていませんか?
本投稿は、2024年06月06日 09時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。