クラウドソーシング報酬計上日について
※(A)と(B)について
(A):売上は納品日、仲介手数料は受取日(サイト処理日)で計上
(B):売上・仲介手数料ともに納品日で計上
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クラウドソーシングサイトでデザインの仕事をしております。
最近こちらで相談した際、
「白色申告でも青色申告でも(B)が正しい」とのご意見をいただきました。
ただ、その場合、2022年・2023年の記帳も(B)に修正すべきか気になり、追加で質問しましたが、お返事をいただけませんでした。
急ぎで回答が必要なため、改めてご相談させていただきました。
■ 年度ごとの状況
・2022年:白色申告(現在、修正申告予定。帳簿(簡易簿記)を一から作成中)
・2023年:白色申告(簡易簿記、(A)のやり方で記帳)
・2024年:青色申告(複式簿記、(B)のやり方で記帳)
■ クラウドソーシングでの報酬の流れ
【1】納品
【2】クライアントの検収完了後、サイト上で報酬から仲介手数料を差し引き、その残額を受け取る
<例>
・10月1日:納品
・10月2日:クライアントの検収完了。「報酬5,000円 − 手数料500円 = 受取金4,500円」
■ 私が行っていた計上方法
(A)2023年(白色)
・売上:納品日(【1】)に計上
・仲介手数料:サイト処理日(【2】)に計上
(B)2024年(青色)
・売上・仲介手数料ともに納品日(【1】)に計上
■ 質問
1、2023年分は(A)で申告済みですが、(B)へ修正するべきでしょうか?
※取引によって「納品日」と「受取日(手数料差引日)」が1日ずれる場合があります。
※取引数が多いため、できれば修正は避けたいです。
2、現在作成中の2022年分(白色)は、(A)と(B)のどちらに合わせるべきでしょうか?
※・2022年:白色
・2023年:白色(Aで処理済)
・2024年以降:青色(Bで記帳)
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答
はじめまして!
公認会計士・税理士の清水と申します。お世話になります。
会計上も税務上も、前回の回答者のとおり、売上・売上原価はサービス提供完了(納品)時に計上するのがあるべきだと思います。
あるべきは上記として、税務調査(上場会社等でなく監査がなければ、とりあえず税務調査だけが問題と思います)において、収益費用の発生と入出金の時点の差をそこまで問題視して追求されるか、というと、可能性は低いという肌感覚です(絶対大丈夫、とは税理士としての立場上お伝えは出来ませんし、あるべきは前述のとおりですが、現金主義的に記帳されている個人事業主等は現実にはたくさんいらっしゃると思います)。
こちらからお伝えできるのはあるべきと実情ですが、それを踏まえたうえで、経営者としてご判断頂けましたら幸いです。
回答になりましたでしょうか。よろしくお願い致します。
丁寧なご回答ありがとうございました!
原則のお話と実務のお話を分けてご説明いただき、とても分かりやすかったです。
過去分の扱いについて悩んでおりましたが、いただいたご回答のおかげで判断がしやすくなりました。
お忙しい中、親切にご対応いただき本当にありがとうございました。
本投稿は、2025年12月02日 15時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







