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配当金を出す場合

剰余金の配当を支給したいと考えています。

非上場株式なので、株主は親族数人だけです。

当期純利益から出しますが、配当の上限や何か作成書類はございますか?

そのか気をつけることはありますか?

税理士の回答

会社が配当をするときは以下の順序で行うことになると思います。
1.配当の検討をする。
貸借対照表の現金預金(Cash Flowを考える)、繰越利益剰余金の金額から判断して1株当たりいくらの配当にするかを決める。
2.株主総会の開催
支払の承認、1株当たりの金額の確認。議事録の作成。
3.取締役会の開催
支払の承認、1株当たりの金額の確認。議事録の作成。
4.支払調書の作成
5.配当の振込。
6.源泉所得税の納付。
株主総会、取締役会の決議がなされ議事録が作成されていれば特にほかに手続はないと考えます。

回答ありがとうございます。

繰越利益剰余金の金額から1株あたりの金額ということですが、繰越利益剰余金の80%を配当してしまっても問題はないのでしょうか?

他のサイトでみたのですが、当期純利益の30%くらいが無難なのでしょうか?

配当の目安は、以下の算式で判断されると思います。当期純利益の何%を配当しているかになります。一般的には20-30%が妥当ではないかと考えれています。
配当金支払総額/当期純利益x100
しかし、もっとも重要なのは資金繰を見て判断することになると思います。配当総額の支給をしても運転資金に影響はないかを慎重に判断して決めることが重要になると考えます。

本投稿は、2019年07月17日 20時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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