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一般社団法人の部門別決算と法人決算への統合方法について

元々同じルーツを持ちながらも活動内容の違いから独立した任意団体として活動してきた2つの市民運動を今般、2つの部門を抱える非営利型の一般社団法人として登記しました。2つの部門の活動は内容も対象となる会員も異なることから、各会員に対しては各部門ごとの決算書を報告したいと思っています。
他方で一般社団法人としての決算としては、2部門の決算期や勘定科目を整理統一したうえで期末に各収支計算書や貸借対照表を合算して作成するつもりでいます。ただ、各部門の残高試算表を単純に合算すれば済むのか、別途留意すべきことがあるのか、ご教示頂ければ幸甚です。
また2部門は同じ事務所を共有して活動していることから、光熱費など共通経費については折半を原則に毎年定額を決めて受け渡しをしていますが、これは内部取引ということで法人決算としては相殺するということで問題ないでしょうか。
なお、2部門を合わせた当法人の資産残高は概ね2~3千万円、全員が市民運動のボランティアで専従者の給与支払いなどはありません。

税理士の回答

文面からわかる範囲でお答えします。

①試算表を合算して決算書を作成される場合、内部取引を相殺消去する必要があります。
 また、一般社団法人に改組しておられますので、厳密にいうと「公益法人会計基準」(平成20年基準)が適用され、「収支計算書」ではなく「正味財産増減計算書」を作成する必要があり、科目の組み換え等が必要になるものと思われます。

②光熱費などの共通経費の受渡し取引は、内部取引として相殺消去するということで問題ありません。

ご参考までに。

ご親切なアドバイスをありがとうございました。とても助かり、また安心しました。

本投稿は、2019年09月03日 18時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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