自己株式の取得について
特定の役員からの自己株式の取得を考えております。ただ財源規制が問題らしく会社で全額取得することは難しいらしいのです(純資産の部の内容:資本金3000万円 繰越利益剰余金100万円 自己株式としたい金額1200万円程度)。解決策としては、「内部留保金を積み立てた後自己株式を取得する」としたら良いのでしょうが、時間がかかってしまうことを考えると、他に何か方法はありませんでしょうか?資本金を1500万円程度減資してその他利益剰余金に積み立てることにより配当可能額が増えて自己株式の取得が可能になる等は検討の余地はあるのでしょうか?指針など根拠法などがあれば、併せてご教示いただけますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

安島秀樹
1500万円減資して資本剰余金にして、そのあと、利益剰余金に振り替えればいいです。減資は、公告したり、債権者保護をしたり、すこし費用がかかると思います。自分でやるのは無理だとおもうので、司法書士さんに相談するのがいいです。根拠は必要なら司法書士さんにきくといいです。
大変分かりやすく教えていただきありがとうございました。会社法制定により撤廃設定等もあり難しく困っていました。早速、減資➪資本剰余金へ➪利益剰余金へ等検討してみます。助かりました。
本投稿は、2020年06月06日 12時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。