自己株式取得に係る決算書の表示について
今回、自己株式1300を取得するに当たり財源規制の問題より①減資によりその他資本剰余金に振替を行い(分配可能額を増やす為 資本金1200 / その他資本剰余金1200)②自己株式を取得する(その他資本剰余金800・その他利益剰余金500=自己株式1300 / 現預金1300。つもりで、この場合の会計上の表示は以下※のつもりですが、注意箇所などありますでしょうか?また、後日、別表5(一)上、「利益積立金額の計算に関する明細書」がマイナスになっているのでその他資本剰余金/その他利益剰余金の欠損填補の処理は可能でしょうか。(会計上でなく税務上のみの話なので「資本と利益の混同」もあり×でしょうか)? 指針など根拠法など併せてご教授いただければ幸いです。どうか宜しくお願い申し上げます。
※実施前(実施後)
現預金1300(0)
資本金3200(2000)
その他資本剰余金0(1200)
その他利益剰余金100(100)
自己株式0(△1300)
純資産合計3300(3300)
税理士の回答

その他資本剰余金800・その他利益剰余金500は別表5(一)上、減算する必要があると思います。「資本と利益の混同」もあり×は法人税法22条2項3項ではないでしょうか。
自己資本等純資産の部の難解な部分を分かりやすく教えていただきありがとうございました。ご記載いただきました法令等を参考にさせていただき再度検討してみます。どうもありがとうございました。

なお利益剰余金の減少はみなし配当となり源泉徴収が必要と思いますのでご注意ください。
本投稿は、2020年06月07日 13時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。