使わない材料の棚卸しについて
ハンドメイドアクセサリー作家をしております。
アクセサリーの材料として仕入れた金具等が、試作してみたら使いづらいなどの理由で商品化できなかったもの、そして今後も商品化する予定のない金具等についてですが…
例えば購入時の仕訳を材料仕入れ高ではなく、ほかの勘定科目(例えば雑費)として記載するのは可能でしょうか。そして棚卸しの際は期末原材料には含めなくて良いのでしょうか。
税理士の回答
購入した材料等は、材料仕入高(PL科目)を経由して、在庫(BS科目)として処理されているものと推察し、お答えします。
材料が使いづらい/使う予定がないとしても、物理的に存在している(手許にある)以上、費用化することは適切とは言えません。
理由は、事業主様のお考えひとつで(状況が変化していないにも関わらず)課税所得を変動させることができてしまうためです。
そのため、基本的には、当該在庫を実際に廃棄した場合に費用として処理するのが適当であると思います。
ご回答ありがとうございます。たしかにおっしゃる通りだと思います。使わないものは廃棄処分とし廃棄したものは全て品名と数をメモして理由を記載しておくことにしました。
本投稿は、2021年01月11日 20時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。