家事按分について
こんばんは。
個人事業主としてPCを使った事務作業をしております。
仕事で使用しているWiFiが夫名義なのですが、按分する際の仕訳は下記で合っておりますでしょうか?
通信費○○(事業分) / 事業主借○○
事業主貸○○(プライベート分)
上記の仕訳を年末にまとめて12ヶ月分の金額で一気に仕訳しても問題ありませんでしょうか?
例えば12ヶ月分のWiFi代が50000円だった場合、年末に
通信費15000(事業分) / 事業主借50000
事業主貸35000(プライベート分)
というように…
また、1週間あたり、仕事での使用が50時間、プライベートでの使用が20時間だった場合、約71%を経費としてもよいということになりますが、このような計算法でもよろしいのでしょうか?
ネットで調べると、WiFi代は3割を経費とするのが平均的と書いてあったり、上記の按分で7割でもOKと書いてあったりして困っております…
ちなみに、このWiFiは平日の夜や土日には主人も使用しています。
お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

基本的には毎月の支払において、以下仕訳①のように仕訳処理し、証憑類を保管したうえで、年末に家事按分仕訳②を入力することが望ましいと考えます。
仕訳①(毎月) 通信費××× 事業主借×××
仕訳②(年末) 事業主貸35000 通信費35000
そのうえで、家事按分の割合(按分の基準)については、客観的かつ合理的に説明できる必要があります。そのため、例えば仕事での使用が50時間、プライベートでの使用が20時間というものの算定の合理的な根拠が説明できる(実態と整合している)のであれば、約71%を経費にしても問題ありません。
一方で、週5日は業務、週2日は休日であり、業務日も業務後にプライベートとしてもWiFiを使われているというような実態であれば、5/7よりは、低い按分割合(経費分)となるのではないかと思われます。
例えば、実態に応じて業務日の7割は業務、3割はプライべートといった形で、業務日をさらに細分化することが考えられます。
本投稿は、2021年04月14日 18時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。