IFRS導入を検討する際の固定資産管理の課題について
IFRSの導入を検討しています。
その中で、固定資産管理における課題を検討しているのですが、
減価償却費の計算方法、資本的支出の考え方の整理、修繕や維持に係る費用、などがあると思いますが、一番の課題はどこにありますか?
税理士の回答

固定資産については日本の会計基準は基本的に税務実務に基づく処理が一般に公正妥当と認められる会計基準に従った処理であることを容認していますが、ご理解のとおりIFRSは原則主義であり、会社の実態に合わせて会計処理をすることになるので、現状の日本基準での処理とIFRSでの処理のGAAP分析をして、貴社の状況に照らしてどこに差異があるのかを網羅的に洗い出すことが一番重要になると考えます。
また、IFRS適用時期を見越して会社の経理体制を整備するないしは専任の方を置く、アドバイザリー業務の提供を必要に応じて受けるなど、社内リソースとの兼ね合いも踏まえてPMOの元プロジェクトを進めるのがよいかと考えます。
本投稿は、2021年10月19日 14時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。