親戚間における不動産の売買時のベストな方法について
よろしくお願いいたします。
この度、親戚が保有する不動産(一戸建て)を
「親族価格(相場よりも安く)」にて譲ってもらうことになりました。
その売買価格は、凡そ相場の1/3程度になるかと思います。
売り手(親戚)の不動産保有期間は10年を超えており、
かつ、現在の住まいは別の一戸建てを保有しており、そちらが主な住まいになっています。
当方は現在病気療養中で無職なのですが、
売買代金は親族から借り入れて資金を調達します。
以上が大体の現状になりますが、
Q1:売買時の税金面で「3000万控除」の活用など、売り手・買い手共に出来るだけお得に売買するにはどのようにすればいいでしょうか?
Q2:病気療養中につき現在無職と書きましたが、そのため現在非課税世帯の被扶養者となっています。このようなケースで不動産を取得した場合、税務調査等が入る可能性はありますでしょうか?親族からの借用書等はきちんと残しておいた方がいいでしょうか?
Q3:このようなケースで不動産売買を行う場合、他に注意点等はありますでしょうか?
以上、何卒ご回答のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答
1.ご質問のケースの最大の問題は、時価よりも著しく低い価格で売買するという点にあります。買主である相談者様には、時価と売買価格との差額に対して贈与税が課されますのでご留意ください。
売主に関しては、売却先が特定の親族の場合には3000万円特別控除の特例は適用できませんので、その関係者に該当しないかどうかを確認しておくことが必要です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3302.htm
2.購入資金の調達方法について文書で確認されることがあります。金銭消費貸借契約書は作成は不可欠と考えます。
3.上記1で述べた贈与税の問題がありますので、事前に専門家に相談されることをお勧め致します。
本投稿は、2019年12月31日 16時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。