風俗店に勤務する際の納税について
10代の頃風俗店で働いており現在20代後半で無職です。
将来の夢があり、学費の関係で1年で400万貯金する必要があり風俗店勤務を考えております。
額が額なので今回風俗勤務をする時はきちんと納税をしたいと考えています。月に生活費20万(うち家賃水道光熱費10万)、経費10万として、月にどれぐらい稼げば税金を差し引いて1年で400万手元に残るのでしょうか。
また、1年で辞めるつもりなのですが収入が途絶えた後の税金上の処理で注意する事はありますでしょうか。
実家の家族に風俗の仕事が税金の関係からバレないようにするには世帯分離するだけで大丈夫なのでしょうか。
結婚の予定があるのですが、結婚した場合に相手方の会社に仕事が分かってしまう可能性はあるでしょうか。結婚相手は元客なのでお互いに公認の上で風俗の仕事を始めますが、仕事先に分かってしまうと差し障りがあるため結婚を遅らせる事も検討しています。
税理士の回答

梶原光規
あくまでも大まかな計算でお答えします。
前提として個人事業主に該当し、税金の計算をする上で、売上(収入)から経費(月10万)を差し引いた残りが所得(利益)であり、この所得(利益)に対して税金や国民健康保険がかかります。
さらにこれから、月20万の生活費を使って年間400万円残すには、ざっと見積もって、月100万(年間1,200万円)の収入が必要になります。
仮定の計算式を記します。
売上1200万-経費10万×12月=1,080万円
所得控除が基礎控除だけとして、所得税1,902,600円、復興税39,900円、住民税1,047,000円、国民健康保険800,000円、国民年金196,920円、合計3,986,420円(大まかに税金・健康保険などで400万円となります。)
つまり、年間1,200万円稼げば、経費年間120万(月10万)、生活費240万(月20万)、税金など400万払って440万円貯金できることになります。
しかしこれは、あくまで1月~12月の1年間のシミュレーションなので、7月~翌年6月までの1年間だけ稼いだ場合だと、2年に渡って確定申告するので、計算内容は異なります。
注意点としては、稼いだ翌年に住民税の納付書などが送られてきますので注意が必要です。
家族については、世帯分離をして、保険の扶養からも外れていれば、税金面からわかることはないと思います。
また、結婚相手の会社に税金の面から、仕事内容がわかることはないでしょう。
本投稿は、2020年01月08日 17時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。