副業収入について
サラリーマンの副業の所得税について知りたいです
令和元年 給料所得315万 副業収入29万(経費0)の場合
令和2年 給料所得350万 副業収入39万(経費0)の場合
上記の2年分の所得税の差額が知りたいです
無申告の場合無申告税や延滞金なども加算されますか?
税理士の回答

出澤信男
以下の様になると思います。
令和元年分
1.給与所得
収入金額315万円-給与所得控除額102.5万円=給与所得金額212.5万円
2.雑所得
収入金額-経費=雑所得金額29万円
3.1+2=合計所得金額193.5万円
4.所得税額 193.5万円x5%=96,750円
令和2年分
1.給与所得
収入金額350万円-給与所得控除額113万円=給与所得金額237万円
2.雑所得
収入金額経費-経費=雑所得金額39万円
3.1+2=合計所得金額276万円
4.所得税額 276万円x10%-97,500円=178,500円
所得税の差額は、81,750円になります。なお、無申告の場合には、無申告加算税や延滞税なども加算されます。

中田裕二
2年分の所得税の差額が知りたいです
とは令和元年分の所得税と令和2年分の所得税の差額ではなく、雑所得を含めた場合の所得税と雑所得を除いた場合の所得税の差額を知りたいということではないでしょうか。
控除額は基礎控除額のみで、復興特別所得税を除いた場合、これらの差額は令和元年分は14,500円(雑所得29万円の5%相当額)令和2年分は36,000円(ちょうど税率5%から10%に変わる所得のため、雑所得39万円の5%でも10%でもない)です。
無申告加算税は少額不徴収で、延滞税は追徴税額を支払う時期によっては課されるかもしれません。
なお、他税理士の令和元年分の給与所得金額や基礎控除額は令和2年分のもので、また、令和2年分は基礎控除額を考慮していないと思われます。
本投稿は、2021年05月15日 16時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。