免税事業者の請求書の書き方
インボイス登録をせず免税事業者を選択しています。
2%の値引きを取引先に要求されているのですが、値引の考え方がわかりません。
もし110,000円の請求があった場合、免税事業者ということで2%値引きを
すると合計金額①107,800円になるのか②108,000円になるのか
どちらなのでしょうか?
①
商品 100,000円
値引 Δ2,000円
小計 98,000円
消費税 9,800円(10%)
合計 107,800円
②
商品 100,000円
消費税 10,000円
消費税値引分 Δ2,000円(インボイス未発行のため)
合計 108,000円
①は全体から単純に2%分2,200円を値引。結果107,800円
②は税抜100,000円から2%分2,000円を消費税より値引。
①と②のどちらが正しいのでしょうか?
私は①だと思うのですが、消費税分の値引だから②になると先方から言われます。
値引と消費税が関係するものなのでしょうか?
税理士の回答

竹中公剛
基本的に2%の値引きは、税込み金額からの値引きと考えたほうが良い。
契約ですが。
本来の計算金額110,000円
値引き2,200円
差引107,800円
上記消費税及び地方消費税9,800円
消費税10%取引
請求額107,800円
となるのが、一番良い。
①②の値引き前の消費税等は、意味がないと考えてください。
消費税は、頂く金額の10/110が消費税です。これを割り戻しといいます。
その他のところには、消費税という言葉を記載しない。
宜しくお願い致します。
インボイス未発行未必要ない。
インボイス番号がないことが、それになります。
今までと全く同じです。
2%を引くのが違うだけです。
引いた後は全く同じ。
全体から2%で考えるのが自然なのですね。
参考にさせて頂きます。
お忙しい中、ご回答ありがとうございました!
本投稿は、2023年12月08日 15時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。