外注費からの利益と消費税について
建築関係の個人事業主です。
消費税に関する質問です。
例えば外注で足場の工事を頼み、それを元請けに自社の仕事と合わせて出す場合、
外注費が税別100万だとすると
元請けに出す見積はいくらか上乗せしないと利益が出ないと思うんですが
税別100万からの数万円の利益だとマイナスになるんでしょうか。
消費税をプラスした税込110万円からの計算にした方がいいのでしょうか。
また、例えば外注費税込110万で、元請けに出す見積を税込115万とします。実際の利益は5万円の場合、年収は115万上乗せとなります。
この場合、年収はかなり上がるのに、利益が5万となると、消費税や所得税や市県民税は上がるので、損となるのでしょうか。
文面わかりづらくてすみませんが、回答宜しくお願いします。
税理士の回答

森田有為
こんばんは。
個人により感覚が異なりますが、ご相談者様の利益を計算する場合は、消費税をプラスした税込110万円からの計算にした方が分かりやすいのではないでしょうか。
>この場合、年収はかなり上がるのに、利益が5万となると、消費税や所得税や市県民税は上がるので、損となるのでしょうか。
消費税を原則計算で行う場合、そして、所得税や市県民税は利益5万が計算のベースになるので年収が上がっても損にはなりません。別の表現では、年収が上がっても税額は同じになります。
もし消費税を簡易課税計算で行う場合は年収(売上高)が計算のベースになるので年収が上がると税額も比例して上がることになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年06月17日 22時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。