間口狭小補正率×奥行長大補正率の小数点以下2位未満は切捨てしない?
土地及び土地の上に存する権利の評価明細書を作成していてよくわからないことがあるので、質問させてください。
不整形地に該当せず、間口の狭小な宅地等の評価を適用する場合、
間口狭小補正率×奥行長大補正率の小数点以下2位未満は切捨てしないのでしょうか?
不整形地に該当したうえで、間口の狭小な宅地等の評価を適用する場合は、
間口狭小補正率×奥行長大補正率の小数点以下2位未満は切捨てしますよね?
そうだとすると、前者と後者とで小数点2位未満の取り扱いが異なることが不思議に感じます。
税理士の回答

長山泰久
確かに取り扱いが異なりますね。
前者と後者の違いは、不整形地か否か。
実際の計算では
【不整形地に該当しない場合】カッコ内→0.9118
95,000×(0.97×0.94)=86,621円
【不整形地に該当する場合】カッコ内→0.91
95,000×(0.97×0.94)=86,450円
「不整形地補正率表の補正率×間口狭小補正率」を採用しない場合、不整形地と整形地の評価額が全く同じになってしまうので整合性を取らせたのではないでしょうか。
以上、参考にしていただければと思います。
本投稿は、2020年06月15日 13時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。