帳簿付けから、数字のイメージの持ち方を知りたい。
漠然とした 質問で申し訳ありません。自分でも どう表現して良いのか
自信がありません。申し訳ありません。
以前、亡くなった親の自営業の帳簿付けや、申告などをしていたので
現在、自分で家計簿を付けています。
現在は、サラリーマン給与と別に 実家を賃貸に出しての 多少の収入などもあり、
この様な類いの帳簿を付けて、給与と家賃、生活費の全体を把握したいと思っています。
申告も自分で行なっています。
毎月 自作の現金出納帳や資金繰り表(っぽいもの)、合計残高試算表などを 作っています。
この不景気で 「(家計等の)未来を予測できる様なイメージを持ちたい」と
そんな気持ちで付けていますが、いざ 数字を付けて書き込んでも
後で見返すと
「生活が、資金繰りが (今よりも)楽だった」時
「生活が、資金繰りがキツい…今」の
合計残高試算表などを見比べても「数字から収入や生活や家計のイメージを掴む」
感じが 出来てこないのが、悩みです。
数字からや、帳簿付けから家計(試算表)のイメージを掴むコツの様なものというのは
あるものでしょうか?
特に合計残高試算表から、イメージを掴みたい、と考えているのですが
考え方、そのものがおかしいでしょうか?
税理士さんは 企業様から 相談が来られた時など
どういう風なイメージの持ち方をするのでしょうか?
こんなもの(帳簿)などをつけると良いよ、や
こんなイメージの方法が良い、など お教え願えませんでしょうか?
店主貸を「経費の様に」生活費として、計上してみる、だとか
工夫をしていますが、あまりパッとしません。
もの凄く曖昧な質問ですが、宜しくお願い致します。
税理士の回答

小松晴哉
一例としては、月次で通帳の入金:収入、通帳の出金:仕入、経費として記帳し、プライベート分は事業主勘定で外すことで、毎月の損益が把握できます(どれだけ儲けたか)。
月次で通帳の入出金を入金項目と出金項目で分けると毎月の資金繰り表の原型が作成できます。
小松先生、ありがとうございます。こんな質問にアドバイス頂けるとは思っておりませんでした。
先生のアドバイスを元に 一日、休みなので、メモに書き出したりしながら、
色々と(自分なりに)「数字の」イメージを膨らませていました。
先生の 仰る資金繰り表 原案、続けて付けていってみます。
もう一つだけ 伺って宜しいでしょうか?
(自分の「イメージ」の確認、みたいな話になるので 失礼を承知の上で…すいません。)
昨日、先生のアドバイスの
〜プライベート分は 事業主勘定で外すことで、毎月の損益が把握できます〜
コレを意識した事がありませんでした。
この時代、収入が昔より無く「資金繰りが厳しい」という自分の感覚ですが
◎こんなイメージの持ち方は 合っていますでしょうか?
(説明が自分流で、分かりにくいと思いますが、すいません。)
「残高試算表を試作していくと、(物価高や 子供教育費など 多い…)プライベート分の支出[店主貸]が
多くなると、この時代 稼げないので、身入りが少ない…右下の収入(所得等)から 元入れが増やせず、
左上の預金等へ入ってくるものが少なく、試算表?(貸借)のハコ全体が、決算の計算毎に
[元入金と店主貸が相殺されて]小さくなっていく。
店主貸が 少なく抑えられても、経費が多ければ、収入[所得]と相殺されてしまう。
なので、ある程度の収入が無いと 試算表(貸借)のハコが大きく出来ない、あるいは 小さくなっていく。
そんな状態で 同じ様な数字の経費や店主貸等が有れば、当然ハコの小さくなった貸借では
出費割合が大きく、資金繰り(生活感)が厳しいと感じる。
[現預金などの減り方が強いイメージ、あるいは 崩していかねばならない…]
※ 自分の「ハコ」という言い方…分かりにくくすいません。
イメージの持ち方を変えると(自分流の)試算表解釈は
こんなイメージかな?なんて 思ったんですが、(変な質問ですいません。)合っている感じでしょうか?
イメージが合えば、このイメージで 破綻しない資金繰り表が意識していけるのかな?等と
思うのですが… すいません。本当に 変な質問でして…

小松晴哉
>この時代、収入が昔より無く「資金繰りが厳しい」という自分の感覚ですが
◎こんなイメージの持ち方は 合っていますでしょうか?
(説明が自分流で、分かりにくいと思いますが、すいません。)
⇒事業の状況が芳しくないのであればそのイメージ通りかと思います。
個人事業主の場合には事業の入出金とプライベートの入出金が混在して、資金繰り予測はやりにくい側面はあるものの、毎月末に試算表の確認をするよりも月末の現預金残高を確認し、翌月以降の入金予定額と出金予定額を確認して資金不足に陥らないように予測していくことが好ましいです。
お忙しいのに すみませんでした。
丁寧なアドバイスありがとうございます。
〜毎月末に試算表の確認をするよりも月末の現預金残高を確認し、翌月以降の入金予定額と出金予定額を確認して資金不足に陥らないように予測していくことが好ましい〜
コレを実践 致します!
本当に 丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2023年09月13日 14時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。