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扶養を外れた際にかかる税金の計算について

大学生(20歳以上)で親の扶養に入っています。
しかし、もっと稼ぎたいと思っています。
親の扶養から外れた場合、親と私にかかる税金が増えると思います。
具体的にいくら増えるのでしょうか?
また、いくら稼げばプラスになるのでしょうか?
計算方法と税金の種類がわからないので教えていただきたいです。

アルバイト、雑収入の両方から収入得る場合を考えています。
また、扶養から外れた際に増える分の親の税金は私の収入から支払いたいと考えています。
よろしくお願いします。

税理士の回答

年末の年齢が23歳未満のうちは、所得控除の金額は次のとおりです。
・所得税 63万円
・住民税 45万円

後は、親の現在の課税所得がいくらであるかがわかれば、計算できます。

一例として、所得税の課税所得金額が330万円~695万円なら
所得税 63万円×20%×1.021=128,600
住民税 45万円×10%=45,000
合計173,600円

なお、会社の給与規定により、扶養手当が支給されていた場合、支給が取り消されることもあり、これ以上の負担となる場合もあります。

あなたは、勤労学生である限り、所得75万円までは、所得税及び住民税は0円です。
※ 雑収入は何かが分からないとアドバイスが困難です。
給与は給与所得控除があり、55万円までは所得になりません。
雑収入が雑所得なら、必要経費を引いたものが所得です。


ご回答ありがとうございます。
所得税と住民税、会社の扶養手当が関わってくるんですね。

・所得税 63万円
・住民税 45万円
とは親が支払う税金のことですか?
また、親の課税所得の段階ごとに%が変わる仕組みなのでしょうか?

扶養は103万円で外れると言われていますが、
130万円(75+55)までは自分には影響がなく、親のみ税金が上がるということでしょうか?

雑収入は雑所得の間違いです。
税金の仕組みに詳しくないので内容を理解しきれませんでした。すみません。

・所得税 63万円
・住民税 45万円
とは親が支払う税金のことですか?

払う税金ではなく、所得から引かれる所得控除額です。
所得控除を引いた金額に、税率を乗じます。
ちなみに、所得税率は、

~195万円 5%
~330万円 10%
~695万円 20%
~900万円 23%
~1800万円 33%
~4000万円 40%
4000万円~ 45%
です。

税率の後の ×1.021は復興特別所得税を考慮したものです。

住民税は金額に関係なく一律10%です。


>扶養は103万円で外れると言われていますが、
130万円(75+55)までは自分には影響がなく、親のみ税金が上がるということでしょうか?

→ 基本はそのとおりですが、給与所得控除55万円は給与にしか適用ありません。給与が55万円以下なら55万円は足せません。

本投稿は、2023年12月12日 15時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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