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ふるさと納税の上限額の試算

今年度のふるさと納税の上限額を試算するため
今年度の源泉徴収票に出てくるであろう
「支払い金額」「給与所得控除後の金額」「所得控除の額の合計額」
を予測して、各業者さまが提供する「試算ツール」に入力しようとしています

今年度の給与収入が前年から半減しており、昨年の源泉徴収票の数字が参考にできません
自分なりにネットで調べ、以下のように数値を作成しようとしていますが、概算値として概ね正しいでしょうか

支払い金額:勤務先から発行されている給与等の通知に記載の給与総額をそのまま使用
給与所得控除後の金額:「令和5年年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表」によると、私の給与額の場合は、給与額に90%を乗じて110万円を控除して求めるとあるので、その計算値を使用
所得控除の額の合計額:「毎月の給与から源泉徴収されている健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料などの1年間の合計額」とのことなので、1月までさかのぼって給与明細を確認するか、もしくは前年の源泉徴収票の半額で見ようかと思っています

ほかに前年と同額の不動産所得がありますが、これは前年と同額の所得を使用します

所得を少なく見ておかないと、何らかの計算誤差などで寄付上限を超えてしまう恐れがあります
その意味では「所得控除の額の合計額」は多めに見積もるのか、控えめに考えるか、どちらが正しいのですかね?

税理士の回答

源泉徴収票の「支払金額」は、勤務先から通知される給与総額をそのまま使用するのが適切です。これは、総額から何も引かれていない「未控除」の状態の金額ですので、適当な数字です。

令和5年度の給与所得控除の計算方法については、国税庁の資料がより正確です。給与所得控除の額は、給与収入額に応じて段階的に定められており、その計算式を用いることが適切です。給与額の90%を乗じて110万円を控除するのがあなたの給与額に対する正しい計算であるかどうか、国税庁の最新の定めに基づいて確認してください。国税庁のタックスアンサーNo.1410 給与所得控除をご参照ください。

所得控除の額には、社会保険料控除、基礎控除、その他控除(配偶者控除、扶養控除、生命保険料控除など)があります。社会保険料に関しては、前年の控除額の半分を使用するなど控えめに見積もりがちですが、実際には給与明細を確認して現状の金額を使用するのが正確です。多く控除を見積もることは、寄付上限を超えてしまう恐れを低くしますが、逆に余裕を持たせるために試算ツールでは控除を控えめに見積もるのが安全です。

すごい速さのお答えありがとうございました

本投稿は、2024年09月21日 09時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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