未成年でお金を稼ぎたいのですが税金などの対策はありますか?
中学生です。
パソコンが欲しくてネットでなにかお金を稼ごうと思うのですが
税金などで不安があります。
なにか気をつけないといけないものはあるのでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
中学生の方がネットで収入を得る際、税金や扶養に関して以下の点に注意する必要があります。
1. 所得税と確定申告
年間(1月1日から12月31日まで)の所得が48万円を超える場合、所得税が発生し、確定申告が必要となります。所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額です。例えば、YouTubeでの収入が50万円で、経費が10万円の場合、所得は40万円となり、確定申告は不要です。しかし、所得が48万円を超えると確定申告が必要となります。
2. 親の扶養控除への影響
あなたの所得が48万円を超えると、親の扶養控除の対象から外れる可能性があります。これにより、親の所得税や住民税が増加することがあります。特に、19歳から22歳の扶養親族がいる場合、親の税負担が大きく増える可能性があるため注意が必要です。
3. 確定申告の代理手続き
未成年者でも所得が基準を超える場合、確定申告が必要です。この場合、親が代理で手続きを行うことが可能です。ただし、申告によって算出された税金は、子どもの財産から支払う必要があります。
4. 住民税の申告
所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要となることがあります。特に、アルバイト収入とネット収入がある場合、ネット収入が20万円以下でも住民税の申告が求められることがあります。
5. 社会保険の扶養への影響
年間の収入が130万円以上になると、親の社会保険の扶養から外れる可能性があります。これにより、自身で国民健康保険や年金に加入し、保険料を支払う必要が生じます。
まとめ
ネットで収入を得る際は、年間の所得が48万円を超えないように注意することで、税金や親の扶養控除への影響を避けることができます。収入が増える場合は、早めに親と相談し、必要な手続きを確認することをおすすめします。
ありがとうございます
40万円にするために買うパソコンも経費にしようと思うのですが
経費などはどうやって申請すればいいのでしょうか
本投稿は、2024年12月01日 22時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。