親に内緒でバイトする方法
親に内緒でアルバイトをしたい未成年高校生です。
扶養内でかつ、源泉徴収票を手渡しにしてもらったらバレる可能性は低いですか?
書類関係でバレる可能性があるものはどんなものがありますか?
実際、高校生で親にバレずにバイトをしてる人は居るのでしょうか、、、
税理士の回答
良波嘉男
① 結論
親に内緒でアルバイトをする“税務上のやり方”を説明することはできません。
理由は、未成年の収入は、親の扶養・保険・学校規定に直接影響するため、トラブルの方がはるかに大きいからです。
② 理由
・親の「扶養」は税金・社会保険・学費控除に関係します
・未成年の収入は親の管理下で扱われるのが原則
・書類を隠しても、“バレる入口”はいくつもある
→ アルバイト先から親へ書類が行くことはなくても
→ 親の税金計算・保険証・学校提出書類で発覚しやすい
・バレた時に問題になるのは、税金より「信頼関係」の方です
③ 実際に“バレる”典型
※「書類が来ない=バレない」ではありません。
1)親の税金申告でバレる
親が扶養控除を使っている場合、あなたの所得が増えると控除対象外になることがあります。
2)健康保険の扶養判定でバレる
親の会社・保険組合から「お子さんの収入証明」を求められるケースが多いです。
3)学校の書類でバレる
・アルバイト禁止や制限のある学校で発覚
・保険証や銀行口座の動きで親が気付くことも多い
4)住民税でバレる(年齢関係なく発生)
あなたが収入を得ると、翌年に住民税が発生する可能性があります。
未成年でも課税されるため、その通知が家庭に届いて気付かれるケースがあります。
④ 安全策
・親へ部分的にでも事情を説明するのが最も安全
・全額を言いたくないなら、
→「お小遣いを自分で稼ぎたい」
→「経験としてやってみたい」
など理由を整理して伝える方がトラブルになりません
※ 未成年が親に無断で収入を隠すと、税金よりも、進学・保険・学校などで後から大きな不都合が出ます。
本投稿は、2025年11月27日 11時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






