海外在住です。帰国後の所得税、住民税、その他の概算について
海外に移民して現地で収入を得ています。
まもなく定年を迎えるため現地企業を退職し、
日本に帰国、定住する事を視野に入れています。
その場合の所得税、住民税、国民健康保険、その他税金について、
以下の条件で、いくらぐらいになるかご教授ください。
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株等の配当金収入800万円/年(連名口座)
私の年金で200万円/年
家内の年金200万円/年
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帰国時の定住先は都内を考えています。
宜しくお願いいたします。
また、この様なケースで納税申告を会計士にお願いする事は可能でしょうか?
可能であれば、その場合の費用等もあわせてご教授ください。
税理士の回答
日本の所得税法上は、その外国の公的年金が、「外国の法令に基づく保険又は共済に関する制度で、日本の公的年金等(国民年金法、厚生年金保険法、公務員等の共済組合法などの規定による年金)に類するもの」であれば、以下のように日本の公的年金等と同様の方法で雑所得の金額を計算することになります。
<公的年金等にかかる雑所得の計算>
雑所得 = 年金の収入金額 - 公的年金等控除額
65歳以上の場合には、公的年金等控除額が120万円あります。
又、所得税の基礎控除額38万円、住民税の基礎控除額は33万円です。
所得から所得控除の合計額を差し引いた課税所得に対して所得税は5%からの累進税率、住民税は10%の定率税になります。
又、株の配当金については、日本においては、連名口座はありませんので、各人ごとに配当所得として申告する事になります。
本投稿は、2019年05月30日 07時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。