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転職後の所得税、住民税、社会保険料の注意点について

2020年の3月で市教員を退職し、4月末からアルバイト(職員・スタッフ数10名程度)を始めた27歳独身です。4月からは社会保険は父親の扶養になり、所得税法上は父親の扶養から外れる旨で手続きをしました。しかし、このままでは130万を超えてしまいそうです。ちなみに、2020年の1〜3月の給与支給額は各月¥322,687で、退職金が¥720,000でした。
◎年度途中で130万を超えてしまった場合、社会保険にはどのタイミングで入らなければいけないのか。
◎所得税は103万以上ならどのような割合で加算されていくのか。
◎これらを踏まえた上で、実際にいくらの稼ぎで止めておくのが一番お得なのか。または、個人で社会保険に入ってたくさん稼いだほうが損が少ないのか。
◎現在、京都に住んでますが住民税は去年の給与支給額の10%を毎月払えばよいのか。

教えて頂いけると有り難いです。
よろしくお願いします。

税理士の回答

1.社会保険については、今後の年収の見込み額(交通費を含む。過去の収入は考慮しない。)が130万円以上になることが確実になった時点で、親の扶養から外れることになります。
2.所得税については、課税所得金額(給与所得金額-所得控除額)に税率を乗じて計算されます。課税所得金額は大きくなれば、税率が上がります。詳細は、国税庁HP:NO2260:所得税の税率をご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
3.年収が130万円以上になり社会保険に加入すると、所得税、住民税、社会保険料と負担が大きくなります。年収が160万円をこえるようにならないと手取りが増えないと思います。手取を増やすのであれば多く稼いだ方が損はないと思います。
4.住民税については、以下の様になります。
収入金額-給与所得控除額=給与所得金額
給与所得金額-所得控除額(住民の場合の所得控除額)=課税所得金額
課税所得金額x10%=住民税額
特別徴収であれば、6月から毎月の給料から控除(上記の住民税額の1/12)されます。

ご丁寧にありがとうございました。
とてもわかりやすかったです。
社会保険について年収の見込み額は過去の給与を加算しないことが分かり安心しました。

本投稿は、2020年04月20日 11時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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