SNSで知った還付金。申込みをしてしまい税務署から確定申告の書面が届きました。これは詐欺ですよね??
SNSで知った還付金の案件に申し込んでしまい、今日虚偽の確定申告をしたことが分かる書面が最寄りの税務署から届きました。どうやったらこの案件をやめられますか?
SNSで「R1年の確定申告していない人・会社員じゃない人・親の扶養ではない人」の条件を満たせば20万円手に入るという募集があって深く考えず応募してしまいました。
今日知ったのですが仕組みとしては税理士・会計士の事務所で働いていて収入がこれだけあるから95万還付金を下さいという虚偽の申告をして、95万還付金を貰い、その内の20万は自分の手元に、残りの75万は税理士・会計士30万ずつ渡さなきゃいけないし仲介手数料として残りの15万を渡さなきゃいけないので75万をまとめてどこかの口座に振り込むという流れだそうです。
そして今日最寄りの税務署から確定申告の書面が届いたのですが、所得が700万以上になっていたり、完全に虚偽の申告でした。この書類が届いてしまったということは最寄りの税務署ではこの虚偽の申告を受け入れてしまったということでしょうか?
SNSで同じ還付金の案件があったので条件を見てみたら、障害者手帳を持っていると出来ないと記載があり、わたしは障害者手帳を持っています。
この還付金の案件が詐欺だと知ったのでやめたいのですがどうやったらやめられますか?税務署から確定申告の書面が届いてしまっているのでどうしたらいいか分かりません。本当に欲に目がくらんで馬鹿な事をしたと自分を責めています。
税理士の回答

柴田博壽
質問者様のいうことが真実であれば、大変なことになります。
世にいう「振り込め詐欺」あるいは「おれおれ詐欺」等に匹敵する組織的な犯罪とも考えられます。
国から税金を騙し取るということで立派な詐欺行為です。一方、国税の場合は所得税法違反としての刑事訴追も十分考えられます。
このような犯行を企図した人物が最も罪深いのは間違いないのですが、質問者様も手足として実行行為を行ったことで責任の一端は否めません。
一刻も早く、関係書類等を携行し、所轄税務署を訪ねることをお勧めします。それは、自身もまた被害者であることを知ってもらうことになり、犯行全体のことが解明されて、被害者様の疑いが晴れるよう努めることが肝要だからです。
本投稿は、2020年05月15日 01時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。