【学生・業務委託】個人事業主になった方が良いか
【現状】
・大学4年22歳
・業務委託契約で学業の合間に働いている
・月のお給料は15万円
という状況なのですが、個人事業主になった方が良いのかわからず困っています。
個人事業主になった方が収める税金が少なくなったり、都合が良いケースが多いのかと思っています。ご助言いただけると幸いです。
税理士の回答

中島吉央
相談者様は大学4年ということですが、卒業後はどうされるのでしょうか?卒業後は個人事業主でやっていくならば、個人事業主のほうがよろしいかと思われます。ただし、現在、学業が本業といえますので、事業所得ではなく雑所得として申告されるのが一般的です。
卒業後、会社勤めをされるなら、そのまま給料のままがよろしいかと思われます。事業所得として申告した部分について税務調査等があった場合に、勤め人を始めたばかりなのに時間をとれるのか疑問です。
中島様
ご回答いただきありがとうございます。
卒業後は大学院に進学するため、あと数年は学生です。
この場合、個人事業主にはならずに雑所得として申告したほうが良いという認識で良いでしょうか。

中島吉央
本業が学業といえますので、業務委託の報酬は事業所得ではなく雑所得として処理するのが一般的だと思われます。ただし、事業所得か雑所得なのか争われている過去の事例(裁判例等)をみると、事業所得の赤字を給与所得とぶつけて還付している勤め人がターゲットになっているのが多いのが実情です。おそらく、数が多いので、税務署も全部が全部に対処ができていない状態であり、今後も、副業解禁している会社が増えてくるので、そこが狙い撃ちされると思われます。
本投稿は、2021年05月05日 14時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。