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法人の余剰利益で株式投資をする場合の税金について

現在法人で事業を営んでおり、利益もある程度出ることが予想されることから株式投資を検討しております。

例えば、今期1000万利益が出るので500万分の株式投資を行う場合、法人税で支払う税金は以下のどちらで徴収されるのでしょうか。

①1000万(利益)ー 500万(株式投資)= 500万の利益に課税

②1000万の利益に対して課税


また、株式投資をした場合、株価が上がって収益がプラスになっていても、売却をしなければ課税対象にならないのでしょうか。
逆にマイナスになった場合でも売却をしなければ赤字として計上はできないのでしょうか。

ご回答のほど宜しくお願い致します。

税理士の回答

法人が株式投資を行っただけで売買損益が実現していない場合には、法人税の課税対象は株式投資の金額を差し引かない所の金額(ご質問のケースでは1,000万円)になります。

株式投資をして株式が値上がりしても売却益が実現しない限り、その含み益自体には課税されません。同様に株式が値下がりしても売却損が実現していない場合には原則として損失とはなりません。
以上、宜しくお願いします。

分かりやすい説明ありがとうございました。

本投稿は、2017年06月05日 18時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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