中小企業庁と中小機関について
「経営改善支援」のサイトを検索していたところ、中小企業庁、中小機関 とうしあとがありました。
中小企業庁と中小機関の「経営改善支援」は、どこがどう異なるのですか?
税理士の回答
こんにちは
中小機関はおそらく中小機構のことではないかと思います。
中小企業庁は経済産業省の外局で、中小企業行政全般を所管しています。
中小機構の正式名称は、独立行政法人中小企業基盤整備機構といい上記の中小企業庁が所管しています。
経営改善支援について直接相談を受けるのは、中小企業庁が再生支援協議会と経営改善支援センター、中小機構がよろず支援拠点となっており、両方とも各都道府県に設置されています。
中小企業再生支援協議会や経営改善支援センターは、主に借入金が多い中小企業に対して公認会計士や中小企業診断士などが相談企業に関与して具体的に経営改善を行っていくのに対し、よろず支援拠点は相談の入り口的な機関になっています。
経営改善の具体的な内容がわかりませんので、先ずはよろず支援拠点に相談されるのがよろしいかと思います。
尤も、前述の通り元を辿れば同じ組織ですので、経営支援の内容などに応じて役割分担していると考えられます。
本投稿は、2018年05月09日 08時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。