融資申し込みの理由について
小規模の会社で,代表取締役の個人的な事業で,売上が低下し,融資を希望する場合,代取りの個人的な事業は,考慮されるのでしょうか?
税理士の回答

お世話になります。
中小企業である会社がお借入れを希望される場合、銀行は、その会社のみならず、その会社の経営者個人のその他の収入状況や資産状況、さらには、グループ会社がある場合には、それらの会社の状況も、加味して、判断を行います。
そのため、その会社以外の部分で、プラス評価になる要素があれば、その会社の融資される可能性は高まると考えられます。
例えば、経営者個人が、多額の貯蓄を持っている、担保価値のある不動産を持っている、その他個人収入が多い、といった場合は、プラス評価の要素と言えるでしょう。
しかし、逆に、マイナス評価になる場合もあります。
ただし、経営者個人の部分等で、プラス評価の要素があったとしても、それがあるからといって確実に融資がされるわけではありませんので、融資を希望される会社において、新規融資についても、しっかりと完済できる具体的かつ実現可能性の高い計画があることを説明することが最も重要です。
参考になれば幸甚です。
本投稿は、2019年08月22日 11時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。