持続化給付金について
私は美容師をフリーランス(開業届は提出しておりません)として昨年2019年6月より行っております。
コロナの影響により売上が激減した為
新規開業特例で持続化給付金の申請をしようと思っています。その為に必要な書類として以下のものが記載されておりました。
新規開業特例(2019年に新規開業した事業者)
■証拠書類等
1 2019年分の確定申告書類の控え
2 対象月の売上台帳等
3 通帳の写し
4 個人事業の開業・廃業等届出書
(開業日2019年12月31日以前かつ提出日2020年4月1日以前)
又は、事業開始等申告書
そこでご質問が2つほどあります。
1.証拠書類の中に対象月の売上台帳等とありますがこれは取引先からの給料明細などでよろしいのでしょうか?
2.開業届を提出していない私は新規開業特例は受けられないでしょうか?
特例が使えず通常申請の場合、2019年度確定申告(白色申告)したときの事業所得を昨年の6月〜12月までの7ヵ月ではなく12ヵ月で月平均を出すことになるということですか?
長々とすみませんがどうぞよろしくお願い致します。
税理士の回答

土師弘之
持続化給付金は、事業収入のみが対象です。したがって、給与所得で申告していないという前提で、
1について、
「給料明細」では給与所得と判断されかねないので、申請要領にあるように、エクセルか手書きで売上台帳を作成する方がベストです。
2について、
「新規開業特例」を適用するためには、開業届出書の添付が条件です。したがって、開業届出書の提出がない場合には、おっしゃるとおり、12カ月で月平均売上高を算出することになります。
土師先生
ご返答ありがとうございます。
業務委託の報酬とわかるものでしたら大丈夫でしょうか?
美容師の場合売り上げ台帳は日ごとの売上と
月間のトータル売上に対して報酬がいくらという書き方を手書きとかでもよろしいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

土師弘之
業務委託報酬の金額さえ分かればいいので、報酬のみ計上した売上帳を作成してください。手書きでも可です。
報酬が月単位で計算されているのであれば毎月一定の日に計上することになりますが、日々の報酬がわかるのであれば毎日計上したほうがベストです。
なお、申請要領では対象月のみでいいと書いてありますが、今年の1月から書いておいた方が担当者の印象はいいと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。
今年に入ってからの売上台帳を作成してみます。
本投稿は、2020年05月04日 08時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。