前年会社員の平均課税が可能かどうか
去年から小説を出版し、会社を退職しました。
今年は印税収入が増えたので節税になるのなら平均課税を使用したいです。
印税収入部分は経費を差し引いたものを記載しています。
印税収入 会社員時代の収入
今年 390万 0万
前年 180万 200万
前々年 0万 300万
平均課税の対象は前年、前々年のその年分の変動所得の合計額の2分の1以下とのことですが、会社員時代の給与所得は計算に含まれず関係ないのでしょうか?
また、iDeCoは満額の816,000円を支払っており、可能ならふるさと納税も行う予定なのですが、
平均課税をするのなら、ふるさと納税はしない方がいいのでしょうか。
ふるさと納税は住民税のみなので気にしなくてもよいと聞きましたがiDeCoもしているので不安です。
① 平均課税は変動所得以外の給与収入は計算に関係あるのか
② そもそも平均課税は、必ず節税になるのか
③ iDeCo、平均課税をしているのなら、ふるさと納税はしない方がいいのか
上記三点が質問内容となります。
どれか一つの返答のみでも結構ですので、ご教授いただけましたら幸いです。
税理士の回答
①平均課税対象金額の計算に、給与所得の金額は関係ありません。
会社員の給与所得は「変動所得」に該当しないからです。
平均課税の適用要件や、平均課税対象金額の計算については、下記の国税庁ホームページをよく確認してくださね。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2020/pdf/020.pdf
②毎年必ず節税になる、とは言えませんが、貴殿のような作家さんにとっては、変動所得の平均課税制度は、絶大な節税効果を発揮することが多いです。
作家さんの、他の者には決して享受できない特権として、当該制度のご利用をされることをお勧めします。
③わかりません。他の条件等も関係し複雑な計算になるので、このような場では回答困難な質問です。お近くの税理士さんに御相談ください。
とても丁寧なご返答ありがとうございます!
変動所得以外の収入について長らく悩んでいましたので、とても助かりました!
本当にありがとうございました。
本投稿は、2022年12月19日 22時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。