高齢者の土地売却にかかわる健康保険料増額について
父80歳、母79歳です。
旭川と札幌に持ち家一軒家があります(札幌の自宅はかつて別居していた際に母が購入した母名義の一軒家です)。今年、母が要介護認定を受け、また、父が胆管炎で入院して札幌と旭川を行き来しての生活が難しくなり、旭川の自宅を売ることにしました。
ただ、売却すると「収入があった」とみなされ、翌年一年間保険料が上がると聞き、ここ数年は毎年胆管炎で入院する父、介護サービスを1割負担で利用しはじめた母は「今の保険料で医療や介護を受けているのが精いっぱい。売って二束三文なのに保険料が上がるなら放置しておこうか」と二の足を踏んでいます。
現在は無職で年金暮らし、後期高齢者で保険料1割です。
家屋は50年以上経っており、長年父が一人暮らしをしていたために荒れ放題で、更地渡しが妥当と思われます。不動産業者に見積もってもらったところ、坪単価70000円×71坪=497万円、家屋解体など120万円、手数料約20万円とのことです。
おそらく売却益が300万円程度になるかと思いますが、この場合、やはり保険料アップにつながるのでしょうか。
また、そうならないために負担軽減のための対策は何かないでしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答

居住用財産の3千万円の特別控除の適用があれば、譲渡所得は、0円になると考えます。
「参考・抜粋」
No.3302 マイホームを売ったときの特例
[平成30年4月1日現在法令等]
1 制度の概要
マイホーム(居住用財産)を売ったときは、所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる特例があります。
これを、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例といいます。
とてもわかりやすいご回答をありがとうございました。
保険料が上がらないとわかり、両親とも売却のふんぎりがついたようです。
お世話になりました。
本投稿は、2018年10月02日 10時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。