会社で車を買う場合と売る場合
会社名義の車を新車で600万で購入した場合、6年かけて600万円を経費にしますが、
例えば3乗ったところで400万円で売却した場合、どうなるのでしょうか?
売値の400万円は利益として計上しないといけませんよね?
新車を買って、3年かけて経費にした額以上で車が売れた場合、節税効果はないということでしょうか?
通常は定率法ですか?
定率法の場合、最初の3年でどれくらい償却できるかわかりませんが。。
新車を買って割と早く売る場合、あまり節税効果はないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

法人所有の車は、償却方法の選定を届け出なければ定率法となります。
耐用年数6年の償却率は0.333ですので
1年目600万円×0.333=1,998,000円
2年目(600万円-1,998,000円)×0.333=1,332,666円
3年目(600万円-1,998,000円-1,332,666円)×0.333=888,888円
となり、3年間の減価償却累計額は4,219,554円、残存簿価は600万円-4,219,554円=1,780,446円となります。
3年後に400万円で売却した場合、400万円-1,780,446円=2,219,554円が売却益となり、3年間の損金算入合計は4,219,554円、益金算入は2,219,554円となります。
購入価格と売却価格が変わらなければ、早く売却すれば減価償却累計額も売却益も少なくなり、遅く売却すれば減価償却累計額も売却益も多くなりますので、保有期間中の損得に差は出ないこととなります。
本投稿は、2019年04月01日 20時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。