アパート投資について
現在、節税と老後の資金を兼ねて、中古アパートの投資を検討しています。
投資に適した物件として、築年数22年以上、木造建てで検討しています。
1)投資後の確定申告書類の作成可否そ手数料について
2)そもそもの投資に適した物件とは
1)2)について、ご相談をさせて頂けましたら幸いです。
税理士の回答

畑中達司
1) 投資後の確定申告について
本業に加えて確定申告がいると思います。手数料は、税理士によりまちまちですので、幾つかの税理士事務所で金額を確認されたら良いと思います。
2)投資に適した物件とは
木造築22年の中古アパートのとき、弊事務所(税理士兼マンション管理士)で行っているアドバイスをお話しします。
①キャシューフロー面から
たぶん利回りは業者から説明があると思います。ほとんどが表面利回りなので、実質利回りでみる必要があります。中古物件の良いところは、既に借主がいること(収入が入る)、そして減価償却費の計算上、耐用年数の見積りにより償却費額が多めに経費算入ができ、税金の節税になることです。
このとき注意すべきは、借主ごとの居住年です。業者から「レントロール」をもらい、長く居住している方がいればいるほど、長いスパンでの収入の見込みが立ちます。
そして、銀行借入する場合であれば、税金等を支払った残りの額から、無理のない返済額となっているかを見積もることです。
②建物の老朽化、設備面から
築22年と言えば、1回目の外壁塗装といった大修繕が済んでしばらくたっているころだと思います。そうは言っても、ひび割れや亀裂、雨漏りなどないか専門家(1級建築士)による「インスペクション」をされた方が良いと思います。特に給排水設備は交換時期にもなるので点検がいると思います。
その際、室内のクーラーやキッチンといった設備類は、建物と違ってすぐ交換することができますから余り気にされなくても良いと思います。
なお、もし購入されたらきちんと修繕などをされて綺麗にしておくと、譲渡税が安くなる5年以後で売却されるとき、空室率が低ければ購入した価額からあまり下がらないと思います(満足するキャピタルゲインが得られます)。
③立地環境の面から
交通の便など立地条件は既にみておられることと思います。
あとは、ハザードマップで確認すること、近隣の情報から事故物件で無いことを確認することです。
提示されている条件では、だいたいこういったところになります。あとは、ご自分の満足度とか尺度でご判断いただければと思います。以上です。
物件について、具体的にご相談をさせて頂くことは可能でしょうか?
物件のご紹介なども、可能でしょうか?
鈴木

畑中達司
こういった質疑の場では回答できない、ことにご理解ください。
ホームページなどから、いろんな情報を得ていただければ幸いです。
本投稿は、2022年08月05日 16時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。