マイクロ法人と個人事業主の事業内容について
現在個人事業主として働いておりますが、節税のためマイクロ法人の設立を検討しています。
事業内容として
・Webシステムの受託開発(個人事業主)
・個人ブログの運営、自社サービスの開発(マイクロ法人)
のように分かれていれば別の事業としてみなされ、不正とならないでしょうか?
共にWebに関する事業ですが、自身としては明確に分かれていると思っているため、税務的な判断を教えていただきたいです。
税理士の回答

矢野修平
はじめまして 税理士の矢野と申します。
本ご質問には絶対大丈夫というお話はなかなかできないのですが、
税務署に対抗できるような形式を整えておくことができればかなりの確率で指摘が回避できます。
①取引先からの売上の入金は明確に分ける。
例えば法人の売上になるはずのものを一旦個人に入れてから、法人に支払うなどは回避する。
②法人、個人で申告を行う。
③売先に対する契約の名義があれば、明確に区別する。
できれば法人でしか受けられない仕事「取引先の要請等」である理由も欲しいです。
④費用の計上を明確に対応させる。
上記のようなことをしっかりできれば、税務署も指摘することが難しくなります。
あと個人は個人事業として認められないと雑所得などの扱いになり、
節税幅が縮小されます。事業所得として判断されるためには、規模や帳簿などの要件を満たされることを意識ください。
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/kaisei/221007/pdf/02.pdf
本投稿は、2024年06月20日 07時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。