副業で売上げがないものの経費がかかった場合、開業届を出すタイミングを教えて下さい。
会社員をしていますが、心理カウンセリングの仕事を始めたいと思い、開業届は出さないまま、今年の春から活動(ブログで集客)をしています。コンサルも雇い、技術習得のための費用などがかなりかかりました。ですが、売り上げがゼロの状態です。青色申告をすると経費を持ち越せるとのことなので、そうしようと思ったのですが、開業届が必要になるとのことで、出そうと準備していました。
ですが、今の状況だと個人事業主としての実績がなく、会社員の収入で生活しているように見えます。それで、開業届を出して青色申告しても税務署に受理されるのかどうかが分からないと思い、どうしたらいいのか困っています。
今年かかった経費を計上したいのですが、開業届を出すタイミングが分かりません。
まとめると
副業で売り上げがないものの、経費がかかっているので、青色申告したい。
でも、会社員の収入が100%なので、開業しているかどうか認められるか分からない。今の状況でも開業届は出せますか?
それから、来年開業届を出した場合(来春頃には会社は辞めて事業に専念するつもりです)、今年支払ったコンサル費等は開業費として出すことが可能かどうかも知りたいです。ブログで集客していると、営業活動をしているとみなされて、開業費にはならないと聞いたことがあり、そこも知りたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答
今の状況でも開業届は提出可能です。副業として心理カウンセリングを目的に活動している場合、ブログでの集客や準備費用も事業の一環と認められる可能性があります。今年の経費は、開業届を今年出せば事業経費として計上可能です。来年開業届を出す場合、今年の支出は「開業費」として資産計上し、事業開始後に償却できます。ただし、ブログでの集客が「事業活動」と見なされる場合、開業費として認められない可能性もあります。青色申告の承認申請も開業届と同時に提出できます。
ご丁寧な回答に感謝申し上げます。
本投稿は、2024年12月25日 09時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。