ネイルサロン開業にあたり個人事業か法人か
2020年4月からマンションの1室を借りてネイルサロンを開業しようと考えております。
個人事業主として開業しようと考えていましたが、知り合いから有限会社の権利を譲っていただけるとのお話をいただいております。
開業後は1ヶ月の売り上げが45〜55万円と推測しており、年間540〜660万円を目指しております。
個人事業主として開業した方が良いのか、法人化して有限会社として開業した方が良いのかわからず困惑しております。
・個人事業主として開業か、法人化(有限会社)として開業か。
・有限会社だと社宅としてマンションの一室を借りれるかもしれないという情報をネットで拝見したのですがそれは適用されるのか。
・有限会社の権利を持っている間(ネイルサロンを廃業したとして)事業を行なっていない期間に税金は発生するのか。
以上の3点をお聞きしたくご相談させていただきました。
どのようにしたらベストなのかをご教授くださると幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

岡野充博
質問者様は現在までネイルサロンでの勤務はありますでしょうか?
もし経験があって、銀行から融資を受けてサロンを始めたいので
あれば、個人での開業をお勧めします。
創業融資を受けられる可能性があるからです。既存の有限会社ですと
創業とは認められないからです。
また、社宅も全額を会社経費にできるわけではありません。
(一部家賃を徴収するからです。)
法人が事業を行っていない期間は届出を出せば通常は税金は
課されません。
個人事業で開始されて、軌道に乗りだしたら法人化を
お勧めいたします。
ご回答ありがとうございます。
言葉足らずで申し訳ございません。
現在ネイルサロンで勤務しています。
4月からは融資を受けずに個人で開業を予定しています。
初期費用は160万円前後を考えております。
融資を受けない場合でも個人事業の方がよろしいでしょうか。

岡野充博
有限会社を譲り受けるのもタダではないでしょうし、
(役員変更の登記費用などを含め)
開業後2年までは政策公庫でも創業とみてもらえますので
今後のことも含めて個人事業での開業の方がいいのではと
思います。
本投稿は、2019年12月12日 15時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。