個人事業主の開業届と青色申告に関して
大学生です。
毎月、研究開発費を謝礼金という形でいただいており、
親の扶養から外れることになりました。
今から個人事業主の開業届の手続きをして、今年の青色申告はできるのでしょうか。
その際、登録の住所は実家で問題ないのでしょうか。
(大学近くの賃貸アパートで一人暮らしをしております。住民票は実家の住所のままです。)
税理士の回答
今から個人事業主の開業届の手続きをして、今年の青色申告はできるのでしょうか。
国税庁ホームページによると、「その年の1月16日以後、新たに事業を開始した(中略)場合には、その事業開始等の日(中略)から2月以内。」とされています。いつが開業日になりますか?
来年からであれば、1月16日までです。
あと、納税地は、住所ですが、基本的には住民票所在地になります。
《国税庁HP》
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2029.htm
ご回答いただきありがとうございます。
開業日は先月の日付で申請する予定です。
開業前にいただいた分は雑所得(白色)として申告すればいいのでしょうか。
所得税は、一年間のすべての所得を申告するので、事業所得は青色、雑所得は白色と考えず、まとめて「青か白か」になります。
雑所得の頃と事業所得とのすみ分けは、してくださいね。
あと、「親の扶養からはずれる」イコール事業所得ではないので、事業所得とするのであれば、複式簿記の記帳を行ってください。
なお、雑所得は、青色でも白色でも計算は変わらないことと、仮に損失が生じても他の所得と通算できないことを申し添えておきます。
承知しました。
開業日前の分を雑所得、開業日後の分を事業所得というように分け、開業日~は複式簿記で記帳をします。この度はお忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
本投稿は、2023年12月09日 14時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。