せどり 仕入れの際の「おまけ商品」を破棄した場合の仕訳は?
せどりでまとめ仕入れした場合の、売らない(すぐに廃棄予定)の商品の仕訳は必要でしょうか。
メルカリを使って目当ての商品を仕入れる際、「○点まとめ売り」のような商品を仕入れることがあります。
目当ての商品を単体で仕入れるよりも、ごちゃまぜで投げ売りされているまとめ売りで購入した方が安くなることがあるからです。
この際、4点中2点は目当ての商品ですが、残り2点はいらない為到着次第すぐに破棄したとします。
この時この廃棄商品に対して仕訳や特別な処理は必要なのでしょうか。これまで、残りの商品を売り切ってしまうのであれば経費に影響は出ないだろうと、何も考えず破棄してしまっていたので不安になっております。
初歩的な質問で申し訳ございませんが、ご教授くださると幸いです。よろしくお願い致します。
税理士の回答

石割由紀人
せどりの仕入れ時に発生する「おまけ商品」の破棄について、仕訳が必要かどうか、またその処理方法についてご説明します。
結論
ご質問のケースのように、まとめ売りで仕入れた商品の中に不要なものが含まれており、それを破棄する場合、原則として仕訳が必要です。
理由
1. 仕入原価の認識
まとめ売りで仕入れた場合、購入金額は、購入した商品全体の仕入原価となります。
不要な商品を破棄した場合でも、その商品の仕入原価は、売上原価を構成する要素となります。
2. 費用計上の必要性
破棄した商品の仕入原価は、そのまま放置すると、利益を過大に表示することになります。
そのため、破棄した商品の仕入原価を、費用として計上する必要があります。
仕訳方法
破棄した商品の仕訳は、以下のようになります。
仕訳例
例:4点まとめ売りで1,000円で仕入れ、2点(500円相当)を破棄した場合
(借方)仕入 500円 /(貸方)棚卸資産 500円
または
(借方)商品廃棄損 500円 /(貸方)仕入 500円
解説
「仕入」または「商品廃棄損」は、費用科目です。
* 「棚卸資産」または「仕入」は、資産科目です。
破棄した商品の仕入原価を、費用として計上すると同時に、棚卸資産または仕入から減額します。
補足事項
廃棄の証明:
税務調査などで、廃棄した事実を証明できるように、廃棄した商品の写真や、廃棄した日付などを記録しておくと良いでしょう。
少額の場合
破棄する商品の金額が少額で、事業全体の利益に大きな影響がない場合は、上記の仕訳を省略することも許容されるかもしれません。
初心者にも分かりやすいようご説明いただき誠にありがとうございます。
「年内にすべて売り切らない場合には棚卸しのため破棄商品も含め1つずつ原価設定が必要だが、破棄+残りの商品はすべて売り切るようにした場合は手元に何も残らない為仕入れ時の仕訳以外特に処理は必要ないのかな」と気楽に考えてしまっておりました。金額についてですが、6000〜15000円(2〜5点)ほどでまとめ仕入れすることが多いため例に挙げてくださった金額よりは高額となってしまいそうです。
せどりという特性上、まとめ仕入れに含まれている商品もひとつひとつ異なる場合がほとんどなのですが、この場合は破棄商品含め仕入れ時に時価計算などしてすべて異なる原価を付与する必要があるのでしょうか。
またそれぞれに原価を設定するとすれば、どのタイミングで設定すれば良いのでしょうか。
素人質問で申し訳ございませんが、お手隙の際によろしくお願い致します。
本投稿は、2024年12月16日 00時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。