発生主義、決算書の売掛金が合わない
今年から青色申告をしようと思っています。
19年の12月から開業していますが、去年の発生分は雑所得として申告しており、複式簿記での申請は今年がはじめてです。
20年1月末に、19年12月発生分の報酬が入金されるので、
1月末に入金されたものは
(借方)普通預金/(貸方)売掛金
で帳簿付けを行いました。
1~12月発生分も、発生した月末に売掛金として記帳、翌月末の入金時に売掛金回収として以下のように記帳しています。
1/31 (借方)売掛金/(貸方)売上 ※1月発生分
2/28 (借方)普通預金/(貸方)売掛金 ※1月発生分入金
こちらの処理を毎月分して、12月発生分は発生時の記帳のみ(21年の入金時に発生分入金の記帳をする予定)状態にすると、
会計ソフト上で期末残高の売掛金がマイナスになると表示が出てしまいました。
期中現金主義、期末発生主義の記帳にすると、よくわからない額の売掛金が期末に出てきます(毎月の報酬は26万くらいですが、ここで出てきた売掛金は3万程度です)。
どちらの方法で記帳しても、期末残高の預金と売掛金の額が異なるだけで、合計金額などは変わりませんでした。
個人事業主なので、期首残高は、1月1日時点の普通預金の金額のみを入れています。
ここに19年の売掛金(20年1月末回収予定のもの)を入力しても、解決しませんでした。
どうしたらいいのかわけがわからない状態で、助けていただけますと幸いです…。
税理士の回答

2019年12月分の売掛金は2020年期首の売掛金として残高登録をすれば、期末の売掛金残高は2020年12月分の売掛金の金額に合うと思います。それが合わないのであれば、期中において売上、入金の金額が一致していないところがあると思います。
ありがとうございます!
2019年12月分の売掛金を2020年期首の売掛金として残高登録をし、もう一度いちから帳簿を見直してみたところ、売掛金が合いました!
そこで追加の質問なんですが…
期首残高に登録した売掛金と預金残高を足した金額が、
元入金として期首・期末に表示されているのですが、これは問題ないでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

問題ありません。元入金は、翌期首に控除前所得、事業主貸、事業主借を元入金に振替したと金額が変わります。
出澤先生、本当にありがとうございました!
これでようやく申告ができます!
本投稿は、2021年03月21日 14時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。