青色申告決算書 貸借対照表について
昨年開業した個人事業主です。初めての確定申告で青色申告決算書の貸借対照表について質問です。
開業するにあたり特に開業資金は用意せず、個人のお金で支払いをしていました。開業後も事業用と個人用で口座、クレジットカード等は分けておらず、売上や経費はすべて個人用で帳簿を付けています。
・そのため事業主貸、事業主借の金額が多いのは何か問題がありますか?また事業主貸の金額のほうが多いのですが、大丈夫でしょうか?
・貸借対照表の資産の部の期首は開業資金はなかった為、0円でいいのでしょうか?
また元入金も0でいいのでしょうか?
・開業してしばらく経ってから金融機関から融資を受けました。その場合は負債・資本の部の借入金には、期首に借りた金額、期末に残高を書けばいいのでしょうか?
・会計ソフトで帳簿を付けています。資本に反映されている金額はこの貸借対照表に書きますか?またその場合、どの欄に書けばいいでしょうか?
質問が多く申し訳ありません。
調べているうちに分からなくなり、お力をお貸しいただければと思います。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
・そのため事業主貸、事業主借の金額が多いのは何か問題がありますか?また事業主貸の金額のほうが多いのですが、大丈夫でしょうか?
→事実がそうであれば問題ありません。
・貸借対照表の資産の部の期首は開業資金はなかった為、0円でいいのでしょうか?
→開業1年目であれば期首の資産はありません。
また元入金も0でいいのでしょうか?
→元入金は資産と負債・資本の差額でしかありません。事業主貸が多ければ資産の事業主貸がある筈ですし、下記の借入金という負債もある筈です。
また、青色申告特別控除前の所得金額もあるはずです。
・開業してしばらく経ってから金融機関から融資を受けました。その場合は負債・資本の部の借入金には、期首に借りた金額、期末に残高を書けばいいのでしょうか?
→期首には借入金は存在しなかったのでありませんか?期末に残高のみを記載します。
・会計ソフトで帳簿を付けています。資本に反映されている金額はこの貸借対照表に書きますか?またその場合、どの欄に書けばいいでしょうか?
→どのような会計ソフトをお使いになられているかわかりませんが、個人事業主の資本は元入金ですが、先の回答の通り、元入金は資産と負債・資本の差額でしかありません。会社の資本金のように〇〇円出資したというように当初の時点で確定した金額とはなりません。

1.事業主貸、事業主借の金額が多くても問題はないです。
2.開業資金等がなければ、期首残高は0です。
3.借入金は借りた日で計上します。
4.資本に反映されている金額は貸借対照表に記載しません。
回答ありがとうございます。
元入金についてまだ理解が出来ず、また質問させていただきます。
元入金は資産と負債・資本の額を引いた金額を書くということでしょうか?
仕訳の結果、①資産の金額、②負債の金額、③青色申告特別控除前の所得金額が確定しますので、①-(②+③)が元入金です。
①より②+③の方が大きければマイナスの金額にもなります。
理解できました。
ありがとうございます。
別件での質問にもお答えをお願いしてもよろしいでしょうか?
確定申告書bの税金の計算について
・所得金額に対する税額を計算し、そこから(32)〜(40)控除の額を引きますが、その間に私が当てはまる欄は住宅借入金等特別控除のみになります。税額から住宅控除を引くとマイナスになります。その場合(41)差引所得税額は0で合っていますか?
・(45)〜(48)の金額を引いて申告納税額を出しますが、その間に私が当てはめて記載する欄は源泉徴収税額のみになります。その場合、引くものがないので申告納税額は 源泉徴収税額にマイナスをつけて書き、(52)還付される税金にそのまま金額を書くで合っていますか?
・申告書第二表の配偶者に関する事項について、妻を専従者としている場合でも書くのでしょうか?子供の名前も書きますか?
質問が多くてお手数をおかけしますが、引き続きよろしくお願い致します。
質問ですが、よく考えてみたらカテゴリーが違うと思うので別で新しく相談します。
丁寧に回答していただきありがとうございました!
本投稿は、2021年03月22日 02時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。